残暑お見舞い申し上げます

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世界史上最も暑い夏となった今夏。

私も、日々街頭演説や挨拶回り、また夏祭り等の行事に汗をかく日々です。

政界においても岸田総理が総裁選に不出馬という大きなニュースがありました。このタイミングでの表明は唐突であり、政治資金の問題に責任を取ることが理由であるならば遅きに失した感は否めません。3年前の総裁選で、党改革への本気度や国民に寄り添う寛容なリーダー像を掲げた岸田政権に期待を寄せた一人として、今は複雑な思いがあります。

来る総裁選を通じ、国民に政治リーダーとなるべく候補の理念・政策がきちんと届くことを切に願っています。

「無所属」での政治活動を始めて4カ月となりましたが、厳しいお言葉を頂く一方、心温まる励ましも頂き、改めて自身の政治姿勢を見つめながらも苦労しています。二大政党制を目指した政治改革がわが国には定着しなかった現状への検証と見直しが、今こそ必要だと感じています。

平成の政治史の中では、政治改革とともに行政改革、司法制度改革、地方分権改革と、広範囲かつ立て続けの改革が大きなエネルギーをかけて行われました。その時の政界における熱を経験したものとして、「令和の政治改革」に挑む責任と知見があると自負しています。次世代の活躍ももちろん大事。しかし国民も含め、様々な世代が皆で国造りに臨むことが更に重要だと思っています。私も頑張ってまいります!!

暑さ厳しき折、皆様にはくれぐれもご自愛ください。




 

クセがつよいそれだけじゃない!

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日本私立小学校中学校高等学校保護者会連合会の総会が、静岡の地で開催され私もお招き頂きました。
“建学の精神”に基づき様々な教育の実践を行っている私学は、日本の教育において大きな役割を果たしておりますが、子ども達の豊かな成長という共通目標のもとに、教員・生徒に加え、保護者や卒業生が積極的に関与した学校づくりの素晴らしさを改めて認識致しました。
会場では、城南静岡高校の皆さんが「まなびや」(https://www.manabiya.co.jp )とプロジェクションマッピングの取り組み紹介をされました。
「クセがつよいそれだけじゃない」との尖がったメッセージとデジタルネイティブ世代の画期的な学校生活の様子を拝見し頼もしく思いました。
質の高い教育の実現のため、引き続き私自身も努力してまいります。





 

あれから三回忌

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7月8日、安倍元総理の三回忌を迎えるにあたり同志の皆様とともに行事に参列しご冥福をお祈りするとともに、事前に墓前にてこれまでの報告をさせて頂きました。
強い信念を持ってこの国の未来を切り拓いていったリーダー。
派閥とはまさにその強いリーダーを支え、その人を総理総裁に押し上げるために集結する存在だと思ってきました。
その知と力の結集を、次世代を担うリーダーに繋げていくことが私の最大の役割でしたが叶わず、私にとっても自問する日々の二年間でもありました。
先日、BS-TBS報道1930で私のインタビューを取り扱い頂きましたので、ご覧ください。




 

暑中お見舞い申し上げます

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国会閉会中は主に浜松での活動となります。
地元有権者の皆様方へのお詫びと私なりの決意を伝えることに努めています。
街頭演説用ののぼりに、自民党の表記は使えなくなることは忸怩たる思いがありましたが、気持ちを新たに新調しました。

「無所属の人。」

お見かけになりましたら是非お声がけください!

連日の酷暑、皆様どうぞご自愛ください。






 

国会閉会

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6月23日までを会期とする第213回通常国会が閉会しました
国内外ともに課題が山積する中、政治資金問題一色となった今国会において、政策議論の不十分さは否めず、改めて当事者の一人として心よりお詫び申し上げる次第です。
「政治とカネ」の問題は、国民の政治不信の最大の元凶であり、国民感覚との乖離を深く反省し、抜本的な是正を試みなければならないと痛感しています。
民主主義の本質はリーダーシップではなく、国民の主体的な中間領域への参加による合意形成です。
その観点から、不正の根絶と活動経費の確保を両立させる議論をする中で、選挙という投票行動だけでなく、主権者の権利として日頃から多くの国民が政治にコミットできる国のあり方を構築することが大事だと思っています。
意欲と能力さえあれば、様々な環境の人が政治の世界にチャレンジできる環境を整える、政治における人材確保の視点も重要です。
いずれにしても無所属での活動となりましたが、私自身、また事務所スタッフにとっても初めての経験であり、厳しい状況を感じつつ様々に模索しているところです。
文明の転換機にどのように国民の知と力を結集していくか。
民主主義が機能不全に陥らないために政治の信頼をどう回復していくか。
私自身がこれまでの経験、実績を活かし、国家のため、地域のためにこれまで以上に強い覚悟で政務に取り組んでまいります。
引き続きのご支援、ご指導を宜しくお願い申し上げます。





 

浜松まつり2024

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大凧よ、天高く舞い上がれ!
ラッパの音よ、鳴り響け!

GWは快晴に恵まれた中、「浜松まつり」が賑やかに開催されました。
熱気あふれる3日間、私も会場のあちこちで多くの皆様にお会いし、
元気を頂きました。

地域皆で初子の誕生を祝う浜松まつり。
時代の変化に対応しつつ、次世代につないでいくこがと大切だと考えています。






 

私に関する処分の決定について

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昨夜、党本部より今回の清和研を巡る問題につき、「離党勧告」との処分の通知がきました。改めて、今回の問題を巡り国民の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けし、政治に対する国民の信頼を損ねたことに心よりお詫び申し上げます。
むろん、私自身の政治的・道義的責任においては甘んじて受け入れます。
しかしながら、有権者からの負託を受けた議員の政治生命に関わる重大な事案であるにもかかわらず、説明が一切なされないまま、基準も不明確なまま処分が下されました。
したがって、党規律規約に基づき、私への処分を不服として再審査の請求について検討していきたい、とのことで先程、記者会見をさせて頂きました。
これまで長年支えて頂いた地元の支援者の皆様とも相談しながら、私なりに今できることを熟慮した上で、様々な判断をしてまいりたいと思います。
昨日、党に提出した弁明書を下記の通り、添付させて頂きます。長くなりますがご一読頂けますと幸いです。

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自由民主党 党紀委員長 逢沢一郎殿

弁明書 
                                                  
令和6年4月4日    衆議院議員 塩谷 立


清和政策研究会を巡る問題につき、国民の皆様、党員・党所属議員の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けし、民主政治の要諦である国民の信頼を損ねたことは慚愧に堪えず、心よりお詫び申し上げます。党紀委員会の処分審査に先立ち、弁明の機会を頂けましたことに感謝申し上げ、以下の通り私の弁明を述べさせて頂きます。
1. 事実関係の認識・認定
 事件発覚後、検察の捜査、記者会見、党の聴取、衆議院政治倫理審査会等を通じて、私が認識する限りの事実を正直に申し上げてきました。この言葉に嘘偽りはありません。しかしながら野党やマスコミから「虚偽だ。隠している。説明責任を果たしていない」等と正鵠を失する発言がなされています。党には、このような声に惑わされることなく、事実を事実として正確に認定して頂くことが処分の前提だと思います。事実認定につき党がどのようなプロセスを経てどのような結論を出されたのか、当事者には何の説明もないままに、報道によれば私には「離党勧告」という厳罰、さらには清和研の多くの同志達にも重い処分が示されようとしています。処分における公平かつ透明性のある基準・理由は不可欠であり、地元支援者に説明責任を果たすためにも明確な開示を求めます。
2. 自らの関与について
 還付は、派閥のパーティーを利用して所属議員が政治資金を調達する手段として認識していましたが、私自身、不記載については全く関知せず、昨年の事件発覚の際初めて知りました。従って、還付や不記載を画策したり、主導したりしたことはありません。
令和4年4月に安倍晋三会長より現金による還付は透明性に問題があるとして還付を中止する、との指示がありました。これに対して、パーティー券売上を自らの政治活動費として予定していた議員より還付を希望する声が多く上がり、安倍会長も参議院選後に改めて検討する考えだったと思います。しかし7月に安倍会長が突然逝去され、派内は大変なショックで混乱し、会長はじめ幹部役員体制も整わないまま今後の様々な問題を協議する中で、還付を希望する声に対応して従来通りの還付はやむを得ないとの流れになりました。決して安倍会長の意思をないがしろにしたものではなく、窮余の対応でした。収支報告書への不記載については、4月、8月の打合せ時に全く説明がなく、派として事務的に適切な運用がされているものとばかり思っていました。還付自体は政治団体間の寄附として適法であるとの認識であったことから、私自身、違法あるいは不当な処理をしているとの認識はおよそ有していませんでした。不記載に気付けなかったこと、気付けなかったゆえに不記載を止められなかったことへの批判は甘んじて受け入れます。しかし、不記載に気付きながら放置してきたわけでは決してありません。
報道によれば、私への処分は清和研のトップだったことも加味されるということですが、私が座長を務めたのは令和5年8月から本年2月1日までの5カ月余りです。令和4年の打合せ時には、私は下村博文先生と共に会長代理に就いていましたが、そもそも、会長代理は、会則に規定された役職ではなく、清和研の運営に関する決定権限がありません。当時の清和研は、会長不在で決定権限を有する者がいなかったことから、複数の幹部で協議して運営を決めていました。ですから、還付への対応の議論に加わった者の責任の有無は措くとしても、議論に加わった他の方と比較して私の責任の方が重いということはありません。
3. 私自身の政治団体への還付・不記載について
 私は、個人パーティーも開催しており、毎年ノルマ達成が精一杯でしたが、コロナ禍でノルマが半減された結果、2018年からの5年間で計234万円の還付を受けました。使途については全額政治活動費として適正に処理されており、領収書を添付した上で収支報告書を訂正しました。
4. 派閥ぐるみの裏金づくりという誤解
 還付分につき長年不記載の既成事実を重ね、是正できなかったことは猛省しております。しかしながら清和研の運用は、あくまで会員個人の政治活動を支援する趣旨であり、派閥ぐるみで裏金づくりに勤しんだり、パーティー券売上を派閥にプールして説明できない支出に使っていた等ということは一切ありません。清和研が組織的に不適切な政治資金を調達していたかのような事実は一切ありません。
5. 党としての政治的・道義的責任について
 この度の件において、最も大事な国民の政治への信頼を損ねたことを深く反省し、私自身も政治的・道義的責任を負うと同時に、国民の政治への信頼回復に真摯に取り組んでまいる決意です。
 しかしながら、有権者の負託を受けた議員の政治生命に拘わる重大な事案であるにも拘わらず、明確で公正な基準による判断がなされているかについては、現段階では否定せざるを得ません。
平成2年の初当選以来30余年に亘り地元有権者に支えられ、自民党所属の衆議院議員として、党の理念に共鳴し、誇りと責任を持って党に貢献し、真面目に政治活動に取り組んできた自負があります。それにも拘わらず、まるでスケープゴートのように清和研の一部のみが、確たる基準や責任追及の対象となる行為も明確に示されず、不当に重すぎる処分を受けるのは納得がいかず、到底受け入れることはできません。自由民主党規律規約に規定されている政治倫理審査会における弁明の機会も与えられないまま、総裁も含む党の少数幹部により不透明かつ不公平なプロセスによって処分を実質的に決定することは、党紀委員会を形骸化するものであって、自由と民主主義に基づく国民政党を標榜するわが党そのものの否定であり、このような独裁的・専制的な党運営には断固として抗議するものであります。プロセスの明確化を図る上でも、政治倫理審査会を公開で開催し、その調査を踏まえた上での党紀委員会での公正な審査を申し出る次第です。
政治資金を巡る問題が噴出する中、国民の政治不信はわが党全体に向けられており、自民党のあり方が問われています。派閥の解消を唱えるだけでは問題の本質を見誤っており、党としての責任、さらには清和研と同様、関係者が起訴された総裁派閥を率いてきた岸田総裁の道義的・政治的責任も問われるべきであります。
その点を明確にした上で、マスコミや野党におもねることなく、政治とカネを巡る抜本的な課題解決に取り組み、自民党政治のあり方等、本質的な問題に党全体で向き合わなければ、わが党の再生、日本の政治の再生は困難だと言わざるを得ません。総裁はじめ執行部には自由民主党幹部として国民が納得できる判断を示されることを求めるものであります。





 

有権者・国民の皆様へ

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この度の清和政策研究会を巡る一連の事案については、多大なるご迷惑とご心配をおかけし、また最も大事な国民の皆様の政治への信頼を損ねることとなり、心よりお詫び申し上げます。
不記載が報じられた後、事の重大性を認識し、私たちなりに状況の把握に努めてきました。
これまでその過程を説明できなかったのは、精査中だったのと同時に、刑事事件となっている以上、捜査を担う検察の方々に協力する必要があり、意図せぬ圧力と受け止められることを防ぐためでもありました。
昨年8月、伝統ある清和政策研究会の「座長」という立場に選任され、地元・浜松はじめ多くの皆様に温かい応援のエールを頂きましたこと、私自身も大変有難く、励みとなりました。
安倍元総理の逝去により、突然トップを失った我が派がどのように進んでいくかを皆が模索した結果構築された集団指導体制において、次を担う新たな会長にこの大きなグループを繋げることが座長としての私の役割だと思い努力してまいりました。
ただこのような状況となり、私自身がもっと出来ること、為すべきことがあったのではないかと、深く反省しております。
清和研のパーティーについては、政策集団から各議員の関係政治団体へ寄附する還付自体は、政治団体間の寄附として適法であることに疑いはありません。
ただ、この還付(寄附)を収支報告書に記載しなければならないところ、清和研が記載しなかったことは法令違反であり、長年の事務的な引き継ぎにより不適切な運用を重ねてしまいました。
清和研として収支報告書を訂正するとともに、各議員事務所においても関係政治団体の収支報告書を訂正する準備を鋭意行ってまいりました。この度の地検の捜査結果を踏まえ、ようやく整いつつある状況です。
私個人の政治団体については、2018年から22年の5年間で、計234万円の還流を受けました。
事務所が政治活動費に使っていたとの報告を受けており、私の資金管理団体の収支報告書の修正をもう間もなく行う予定です。
内容についてはそちらでご確認下さい。
いわゆる「中抜き」、「私的流用」については一切ありません。
座長という立場上、このような修正作業を清和研および各議員事務所との調整等段取りを進めてきた経緯があり、私個人についてのご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
こうした中、先週の清和研総会にて所属議員の意向を踏まえ、清和政策研究会を解散することを決めました。政策形成の場である本来の政策グループの役割を全うできず、国民の信頼を裏切ってしまったことに、派内で長年責任ある立場にいたものとして心よりお詫び申し上げます。
私自身の責任としても政治倫理審査会会長を辞任致しました。
今回の事態を重く受け止めるとともに、一国会議員として、再発防止に努め、政治への信頼回復に全力で取り組んでまいります。長く険しい道になることと思いますが、一日も早く信頼を取り戻すべく、果たすべき役割をしっかりと果たしてまいる決意です。
こうした経緯について、本日までに後援会はじめ関係者への説明および記者会見をさせて頂きましたので、こちらの場でもご報告申し上げます。
引き続きのご指導の程何卒よろしくお願い申し上げます。


 

方広寺にて本物の伝統文化を堪能

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「方広寺」

浜松駅から1時間弱の奥山に凛と佇む臨済宗寺院。

かつて家康が遠州に攻め入る際、戦い前のひと時を静かに過ごした場所であり、現在でも仏門に入る方たちが修行を行うそうです。

その方広寺にて、この週末は日本伝統文化を体験するイベントが開催されました。

書道、能、歌舞伎、茶道。

趣向を凝らしたそれぞれの取組で、本物の文化を体験する機会となっていました。 https://www.houkouji-japan.com/

今、「文化×観光」、「文化×食」、「文化×地方創生」、「文化×国際交流」等、日本の文化を新たな価値の創出、国の成長を牽引する産業として、国家戦略として推進する動きに私自身も力を注いでいます。

現在、国会で審議中の経済対策、R5年度補正予算においても、クリエーター育成や文化の高付加価値化に資する基金の創設を盛り込みました。

浜松にはその先頭に立てる魅力あふれるコンテンツが存在することを、この方広寺でのイベントでも実感致しました。





 

「書道」をユネスコ無形文化遺産へ!

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日本の伝統文化の中核にある「書道」を保護・継承させ、世界に向けて、次世代に引き継いでいくことは、我々の責務であり、書道議員連盟会長として、その先頭に立ち活動しております。

当面の大きな目標は、「書道」を次のユネスコ無形文化遺産へのわが国の提案候補とすることです。

この土日は、東京・浜松の両地で、登録実現に向けた書道特別揮毫が開催されました。

高校生による活気あふれるパフォーマンス。

プロの先生方による高度で重厚感ある作品披露。

本年は、書道界においても 井茂圭洞先生が文化勲章、黒田賢一先生が文化功労者に選ばれる等、大変喜ばしいニュースも続いております。

心を静かに、背筋を伸ばし、筆をたてに持つ。

書道の日本文化としての美意識を国内はもとより、世界に発信できるよう私も微力ながら努力してまいります。